これまでに何冊かの本を書いてきました。子どものこと。親子のこと。自分自身との向き合い方。人生のなかで出会う不安や迷い。
振り返ってみると、どの本にも共通しているのは、「人はどう生きるのか」という問いだったように思います。本は答えを与えてくれるものではありません。けれど、誰かの言葉に出会ったとき、自分でも気づかなかった思いに触れることがあります。ここに並ぶ本たちも、そんな小さなきっかけになれば嬉しく思います。人生という旅の途中で、ふと立ち止まった時に。ページをめくっていただけたら幸いです。

Insights into the Soul
彷徨える心への言葉
人は誰もが、自分の中に回復する力を持っています。苦しかった出来事も、傷ついた経験も、時間をかけながら私たちを支えてくれている何かがあります。この本は、自分を責めることに慣れてしまった人へ向けて書いた一冊です。ありのままの自分を受け入れることは簡単ではありません。自分を好きになるとは何か。そんな問いとともに綴った本です。
私たちは、自分のことを知っているようで案外知らないものです。人との関係の中で見せる顔。一人の時に感じている思い。そしてまだ気づいていない自分自身。この本は、自分を変えるためというよりも、自分を知るために書きました。今まで見えていなかった自分と出会うことは、新しい人生の扉を開くことにつながります。そんな小さな発見の旅へ誘う一冊です。
人生には、自分を見失う時があります。不安や恐れに心が覆われ、本来の自分が見えなくなってしまうこともあります。そんな時に必要なのは、新しい何かを手に入れることよりも、自分の中にすでにある大切なものを思い出すことなのかもしれません。この本は、「気づく」ということをテーマに書きました。心の奥にある静かな場所へ戻るための一冊です。
困難にぶつかった時、自分を励ますための言葉は何ですか
毎日顔を合わせながら、我が子の元気のない姿を見るのは辛いものです。親としては何とか助けたいと思いながらも、口を閉ざしてしまう子どもにどうかかわればよいものかと悩みます。でも見方を変えれば、悩みと向き合うことは、子どもにとっても親にとっても、お互いの関係性を深め心を育てるとても大切な機会とも言えるのです。親子の何げない日々のかかわりは、間違いなく生涯に渡ってその子どもに影響していきます。だからこそ、親子の良い関係性を創るために今までとはほんの少し違うかかわり方を学ぶことは価値があります。子どもたちの見えない心が見えてきたり、思いがけない解決法を生み出すかかわり方がこの本に事例と共に示されています。
長年にわたり、子どもたちと野外教育の現場に関わってきました。そこで何度も目にしたのは、「できない」と思っていた子どもが、自分の力で一歩を踏み出していく姿でした。子どもたちを変えたのは、特別な指導ではありません。
失敗しながら挑戦できること。認められること。自分を信じられる体験を重ねること。その積み重ねが、子どもたちの中にある勇気を育てていきます。この本は、北海道での野外教育やグロースセミナーで出会った多くの子どもたちの成長の物語から生まれました。子どもを育てるとは何か。親や支援者にできることは何か。
そんな願いを込めて綴った一冊です。
