目の前のことばかりを見ていると、
ホントのことが見えなくなる。
もともと見えないんだから、よぉく見なければ見えてこない。
だから、目に見えている、その むこう側を想像する
どこまでも想像を広げて、こころにピンとくるまで広げていく
そしてそこで出会ったものを、信じるんだ!
未来は突然やってくるわけじゃない。
そんなことはわかりきってはいるけれど、
今まさにしようとしていることが
そのまま未来につながっていることには気づいていない
どんな一歩であれ、それが自分の未来を創り出していくんだから
描いている未来につながる一歩を踏みだしたいものだ
この言葉を聞いて、
あなたはなんて疑い深い人なんだ
人を信じられないなんて、さみしい人だ
と、父を軽蔑していた
でも、オヤジさんが本当に言いたかったことは、
もっと、自分のことを信じろってことだったんだ。
幼いころに両親を亡くし、青年期は放浪を続け、
やがて日本の生活文化に大きな影響を与える功績を成した。
そんな波乱万丈の人生を生きた父が、旅立って もう26年がたつ。
7月17日は暑い一日だった
病室で看取るときに、真っ黒に日焼けした少年の父親が瞼に浮かんだ
天涯孤独で青年期を過ごした父が、最期には20人近い家族に見守られていた。
あぁ おもしろかった しわがれ声の父の声が聞こえたような気がした。
ボクも、そうつぶやいて旅立ちたい
誰かの助けになりたいと思う。
人の役に立つ自分であれたらと願う
そのために、人の心をわからなきゃ、とは思うけれど
そのためには
それよりなにより自分の心に寄り添うことの方が先決だ
自分の助けになって
自分に役立つ人で在れたら、と祈る
せっかちで、結構おおざっぱで
100%を目指すよりも、7-80%で量をこなす
振り返ってみると、そんな人生をずっと生きてきたように思う。
まわりには、丁寧に生きている人がたくさんいる
そういえば、父親のデスクはいつもきれいだった。
帰宅するときには、デスクの上はきれいさっぱりと何もなくなっている。
ボクは、と言えば、、、、
丁寧に、丁寧に生きる ボクのあこがれだ
一度決めたことはやり通す 決めたんだからやりなさい
こんなささやきが
のろいの言葉のようにのしかかる
描くことで、今が変わる
でも、そうやって自分を追い込みながら生きるのもいいけど
いつだって、どんなことだって、変えられる
変えるのは恥ずかしいことじゃない
ただ新しく、決めるってことなんだから
歳を重ねるごとに、フィジカルは衰えていく
歩く力も、走ることも、継続する気力も
でも、描くチカラは衰えることはない
返って、現実を知れば知るほど、それを超える世界をイメージできる
描くことで、今が変わる
描くことで、未来を創ることができる
超えよう、昨日の自分を
この歳になって、そろそろ無条件に人に与える人生を、、、
とは思うものの、まだまだ煩悩が消えはしない
惜しみなく
少しずつ
そんな与える生き方を目指して
もうだめだ おしまいだ 無理だ あきらめるしかない
嘆きの言葉はいくらでもあるけれど
本番は、命が終わってから
そう聞いて、なんだかホッとしたことがある。
どう生きるのか
その生き方によって 最後の迎え方が決まるという
何度うまくいかなくても、練習なんだから
何度でもチャレンジできるんです
誰かに倣って生きるのは安全だし間違いはない
でもそれがうまくいったとしても、本当の満足は得られない
うまくいかなければなおさらだ。
生き方に正解はないから、自分が思うように生きてみる
それが自分の道になっていく
何年何月何日何時何分何秒 数えられる時間がある
いつだって、「今」しかなかった
そして、特定できない 瞬間(とき) がある
恋に落ちた とき 人生を決めた とき 大切なことに気づいた とき
生きている一生を、計れる時間の中で生きるか
今この とき を生きていくのか
そろそろ、未来を見据える生き方から、今を生きる自分にシフトとしていけたらと、、、
子どものころ、夢中になることがいくらでもあった
虫を追いかけたり、泥んこになったり、おにごっごをしたり
いつだって、「今」しかなかった
夢中になることは、子どもだけの特権じゃない。
心が躍る、心が沸き立つ、心がうたう
そんな瞬間を今でも大切にしていたいなぁ
今度にしよう 明日でいいや いまじゃない
やらないでいるための、簡単な言い訳
そのうち いつかって言っているうちに、土壇場になって慌ててしまう
経験から言って、土壇場にならないと人は決められない
だったらはっきり言ってみよう
いつかじゃなくて、土壇場になってからやる!と。
そこまで先延ばしにできるなら
過去からの自分を引きずって
その延長線上の未来を描くと不安になることがある
でも、今日があなたの最初の日
でも、今日があなたの最初の日
新しい自分は、いつも今ここにいる
人間に与えられた、智恵の存在からの質問。
答えは、心の中に隠されたという。
探しても探しても、それが答えなのかどうかはわからない。
でも、向き合えば向き合うほどに、心は豊かになっていく。
死んだら、わかるのかなぁ。
見えないけれども、間違いなく存在するものがある
風も、エネルギーも、そしてウィルスも
それだけじゃなくて、やさしさや、信頼や、愛も
姿や形あるものに目を奪われがちだけど、
今、見えないからこそ 大切にしなきゃならないものがあるはずだ
絶対に! とか
間違いない! とかいうけれど
そういう時に限って、自信がなかったり、あいまいだったりする
世の中に「絶対」なんてあるんだろうか
だから
「かもしれない」
って、受け止めておくのが ちょうどいいんじゃない?
忙しい毎日を、
同じ繰り返しの日々を、
いったん 立ち止まってみる
今まで見えていた景色は、過去の残像だったことに気付く
いま、目の前にある 大事な何かを見つめると
本当はどうしたかったのか 少しずつ見えてくる
毎日が恐ろしいほどに早く過ぎ去っていく
味わう間もない一日は、かけがえのない一日でもあるのに
だからきょうは
空の青さを
雲の流れを
満開の桜を
春爛漫を 味わう
はる
うたいあげたくなるような季節
うたうことは かたることとは違う
はじまりは 祈りだったらしい
うたを心に響かせよう
自分のこころに
大事なものは目には見えないってことは誰でも知っている
思い込みが強いと見えていても、
見えなくなっていることだってある。
だからよーく観る。
生まれたての赤ちゃんをみるようにやさしく丁寧な目で。
大事な何かが、見つけられるのを待っている。
悩んでいるときには、頭の中でいろんな声が聞こえてきて、
ますます迷走してしまう
そんな時には、なんどもなんども息を吐く
息を吐いて、氣をお肚に落として聞いてあげる
「ほんとうは、どうしたい?」
心の声は、小さな声かもしれないけれど、
大事なことを教えてくれる
振り返ってみて、人生が滞っていたときは、
ボクは心を閉ざしていた。
助けを求めることもなく、ひとりで抱え込んでいた
そんなこだわりを手放したとき、いっ気に道が拓いた
素直になること、それだけだったんですよねぇ